内容証明郵便の文例と書き方
投稿日:2024年11月25日

内容証明郵便は、いつ、誰に、どんな文書を送ったのかを郵便局が証明してくれる制度です。また、配達証明というサービスを付けると、郵便局が間違いなく相手方に配達されたことと、その日付を証明してくれます。
内容証明郵便は、紙媒体で送る方法と電子的に送る方法がありますが、以下では紙で送る場合をご紹介します。
内容証明郵便は、文書一枚の字数は次のように細かく決められています。
(縦書きの場合)
- ・1行20字以内、1枚26行以内
(横書きの場合)
- ・1行20字以内、1枚26行以内
- ・1行13字以内、1枚40行以内
- ・1行26字以内、1枚20行以内
文房具店に行くと内容証明郵便用の用紙が売られていますが、このような市販の用紙でなくても、上記字数のとおりであれば、パソコンでも作成することができます。
ただし、句読点も一文字として数えられますので、行の最後の句読点が送り出されて一文字多くならないように禁則設定にはご注意下さい。
また、記号などを使う時、何文字と数えるかが分かりにくいことがあります。
「%」は1字ですが、「㎡」や「kg」は2字と数えます。
文字を丸などで囲む時も要注意です。⑤は2字、⑩は3字として数えます。
さらに、固有名詞に「アルファベット」を使うと一律13字。ここまで来ると、理由があるのか無いのか分からなくなってしまいますが、そういう決まりになっているようです。
内容証明を送るには、郵便局に、相手に送る文書とそのコピー2通、差出人と受取人の住所氏名を記した封筒を持って行きます。郵便局では、コピーが元の文書と完全に同じかどうか細かく確認されます。
郵送代金は文書1枚を送り、配達証明をつける場合、1420円(普通郵便110円+書留480円+内容証明加算480円+配達証明350円)になります。
文書は1枚増えるごとに更に290円がかかります。
なお、内容証明を送ることができる郵便局は予め決められていて、どの郵便局でも良いわけではありませんのでご注意下さい。
次に内容証明郵便で送る文書の内容ですが、売買代金を請求する場合は以下のようになります。
